私たちはエリアマーケテイング研究会に所属するパン洋菓子業界をターゲットした研究部会です。中小企業診断士(企業内診断士や独立診断士)のチームです。
工場製造関連の方や製造小売店の支援をしている方,店舗審査員など多彩なメンバーです。
パン屋さんとして新規に起業したい方とか既存の店舗を改善して経営を成長させていきたい方などのお客様にお役にたてることを展開しようと考えています。
パンといえば、どこにでも売っている商品です。当然、市場競争は激化しています。
競争は市場を盛り上げていくのでお店の繁盛には欠かせない要素でもあります。
スーパーでもコンビニでも手軽にパンは買えます。製造メーカは数社でシェアーを独占して多種多様なパンを送り出しています。小売店は製造小売販売で、焼きたてをお客様に提供すべく工夫をしています。多種多様な商品を展開しているお店もあれば、単品での展開を
おこなっているお店もあります。作るノウハウが昔と違ってパン教室で簡単レシピと簡単機材でパン屋さんができることを教えてくれるサービスなどもあるようです。
各種の工夫がお店ごとにありますが、大事なのはお客さまのニーズに沿うことです。
なんと言っても客単価*販売数=売上高ですから、まずは売れる工夫が必要です。
- お店の特徴を出すこと②お客さまの買える価格で美味しいパンであること③見た目が
美しいパンであること、④購入したくなる工夫サービスをすることが必要です。
⑤売れ残らないように食品ロスや原価管理も重要となります。お店の特徴といえば
最近のトッピクスとして日本のパンが世界で人気になっている事例が、NHK番組で情報発信されていました。フランスパリでは、シャンゼリゼで専門店化したメロンパンが紹介されていました。1個500円で大きなメロンパンでした。またドバイでは焼きそばパンが1個860円で、マヨネーズ入りで多店舗展開されていました。日本のパン屋さんにはどこにでもありそうなパンですが、特徴的な演出や伝え方でお客様に良さを伝えることで人気が出るのですね。日本では一般的には多種類のパンが陳列されています。どれも美味しそうに並べられています。選択する楽しさを演出しています。季節によって食材も変わり新製品として目立たせています。さらに日本のパン屋さんは焼きたてパンを店頭に並べる工夫もしています。焼き上がりの時間にお客様が購入できるような時間的な演出工夫もあるのです。
当然ですが、美味しいはもう当たり前なのです。見た目も店頭演出も買いたくなるような
工夫を実行しているのです。さらに事例として、パンの食品ロスに対応することの対応として夜間に売るパン屋さんが出現しています。多種のパン屋さんから特徴あるパンを仕入れて、本屋さんの店頭でパンを販売している業者が出現しています。お客さまは帰り際に多種類のパンを安価で購入できますし、店も業者も販売メリットがあります。さらにSNSでお客様からの発注を、お届けするようなサービスもあるようです。
今後我々としてはチームで各種補助金支援もして経営の成長支援をしていきたいと考えています。ぜひお声がけいただければ幸いです。
中小企業診断士 三瀬隆