《鍼(はり)》

皆さんは鍼を打ったことがありますか?
整体業そのものではないですが関連テーマとして紹介します(日本で鍼灸施術を行うには、はり師・きゅう師の国家資格が必要とされています。整体業で鍼の施術を行うに資格保有者である「はり師」免許の保有が前提になります。)

昨年、スポーツで踏み込む動作で左臀部の先端の痛みがとれず、整形外科でX線を撮っても原因不明で、様子見となり数か月改善しなかったため、ランニングの足攣り対策で通っていたスポーツマッサージで鍼の施術を受けてみました。

これまで鍼を打つ機会はありませんでした。体に鍼(はり)をさすと痛いだろうと思い込んでいました。病院での注射はワクチンや採血など良い思い出はなく、積極的に鍼を利用するために、鍼灸院に行ってみようと考えることはありませんでした。施術者の方からの鍼(はり)を刺しても痛みはなく、出血もほとんどないという説明を信じて、臀部に鍼(はり)の施術をお願いしました。

実際、臀部に鍼を刺した際に、痛みはなく、電流を流した際にはじめて鍼(はり)が刺さっていることが初めて分かった位でした。これは、一般的な注射針の外径が0.40~0.90㎜であるのに対して鍼灸で用いられる鍼(はり)は0.12~0.25㎜と細いために痛みを感じないようです(私のケースでは0.2㎜の鍼)。出血が殆どみられないのは、鍼(はり)には柔軟性があり、血管を避けて通るためということでした。

鍼施術との因果関係は不明ではあるものの、私のケースでは数回の施術後で臀部の痛みはほぼ消失し、マラソンで1年半ぶりに自己ベストも更新できました。必ずしもすべての症状に有効ではないでしょうが、鍼は痛いかも、という先入観は捨て長い伝統のある東洋医学に頼ってみると体の痛みを解決できるかもしれません。

参考> ChatGPT
本件を生成AIのChatGPT(3.5 無料版 https://chatgpt.com/ )に聞いてみると、

問い「鍼灸治療で体に鍼を刺した際にも痛みがなく、出血しない理由を説明してください。」
回答:鍼灸治療において痛みがなく、出血しない理由は、以下のような要因が考えられます。

   1.鍼の細さと専門家の技術: 使用される鍼は極めて細く、専門家が正確な技術で鍼を皮膚に挿入するため、痛みや出血が最
    小限に抑えられます。
   2.挿入場所の選択: 鍼が挿入される場所は、神経や血管が避けられるように選択されます。これにより、痛みや出血のリス
    クが低減されます。
   3.鍼の挿入角度と深さ: 鍼の挿入角度や深さが適切に調整されていると、皮膚や組織にダメージを与えることなく鍼を挿入
    できます。
   4.衛生管理: 鍼が適切に消毒され、清潔な状態であることが重要です。これにより、感染や出血のリスクが軽減されます。
  これらの要因が組み合わさることで、鍼灸治療において痛みや出血が最小限に抑えられることがあります。

生成AIの回答やネット上の情報は必ずしも正しいとは限りませんが、はり師の方からみても特に上記の回答に違和感はない、とのことでした。ご参考までに。

リアマーケティング研究会 整体部会
中小企業診断士 渡辺裕